2009/10/06

くだらぬテレビつけっ放しで 明け方近くに思いついたのは

メールマガジン;国際派日本人養成講座よりNHKに巣くう報道テロリスト

元の番組。
NHK Special 「JAPANデビュー アジアの一等国」

wikiより。


これって、1万人の集団訴訟にまでなってるらしいですね。
日本では話題になってるんでしょうか。
と書いていたらタイムリーに産経に記事発見。
「偏向報道」抗議者に「不問」求める 訪台のNHK番組関係者

しかし、NHK、いい番組もいっぱい作っているのに、大変残念。
なんで、中国が絡むとNHKのみならずですが、一部マスコミは過度に偏向するんでしょうかね。

きっと負の側面だけ集めるとこういう報道になるんだろうなぁ。
そもそも、他国を占領したわけなので、それがどんなに好意的な統治であれ必ず摩擦は起こるわけです。
例えば、国どころか、二つの市町村が合併しただけでも、起こる場所では諍いが起こるでしょう。
まして言葉や文化、宗教が違えば言わずもがな。
占領行為そのものの是非の問題もありますな。
他方で、台湾には帝国大学を設立したり、インフラの整備が急速に進んだりと、発展に寄与した政策もあるわけです。
実際のところ、どのような統治が行われたのか、同時代を背景とした他国と比べてどうだとか、正直よくわかりません。
全体像を捉えて、総体として評価する、なんてことが何処まで可能かどうかすら定かでないですが。
それは専門の歴史家の皆様に負うとして、
報道の仕方、という意味で、どちらの側面にもフォーカスをあてることは可能で、それ次第で全く違う報道になるでしょう。
或いは、意図と信念を持って偏向する、「ここはこういう側面から」と前置きして報道するなら、それでいいとも思います。
というか、個人的にはマスコミって、もともと偏向しているものでしょ、と思うわけで。
寧ろ、報道は公平であるべき、なんて感覚がナイーブ過ぎる。
事実を追い求めて、それを報道する中で、如何に公平を期そうとも、何を取材し、どんな切り口でとりあげて、どう組み立て、報道をするか、そこには常に選択があって、選択には価値観があるわけで、究極的にはジャーナリズムは公平を期しつつも自らの良心に従って、信ずべき報道をするしかないわけで、その結果として偏向することはありうべきでしょう。

この放送も、実際観ると、全体として、どっかのプロパガンダな報道よりは、まだしも、かとも、
あちこちで文章で批判されている記事ほどには酷くはない、ように感じましたが、
問題は明らかに一線を越えている部分があることでしょう。
「日台戦争」って一体・・・。
日台戦争
それと取材対象への信義の問題は大きいでしょうね。
ていうか、NHKがこれやっちゃだめでしょ、受信料集めてるんだし。
ジャーナリズムが超えてはいけない一線、捏造しちゃ駄目でしょ、そりゃ報道以前の問題です。

それと蛇足ながら、この番組がどこからどんな力を受けているのか、いないのか、知りませんが、
日本も外国でのマスコミ「工作」に力を入れるべきじゃないでしょうか。
日本の潔癖主義も個人的には好感ですが。
海外のメディア戦略にお金つぎ込んでいいんじゃないですか。
「カワイイ大使」とかいってないで。

0 件のコメント: